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グルーヴってなに!?

みなさんこんにちは!

 

音楽をやっている方ですと、よく聴いた事ありますよね?そう、グルーヴ(Groove)!

けどリズムと何が違うの??グルーヴ感がある状態ってどういう状態??

そんな疑問を持った方は大変多いと思います。

 

実は、グルーヴって定義が無いんです。

 

グルーヴ=リズムと考えている方も多いようです。まー間違いではないんですけど、実際そう単純な物ではありません。

 

グルーヴ=ノリと表現する方も多いですね。漠然としてますがこれも正解です。

 

■結論

グルーヴ感=バンドや伴奏のリズムとのシンクロ感

・・というのが皓太的回答です。

 

ただ単純にリズムよく歌うならメトロノーム見ながら聴きながらタイム感よく歌うだけだからそんなに難しくはないですよね。けどバンドにはギターもいる、ベースもいる、ドラムもいるし、キーボードやホーンセクションが居るバンドもあります。”クラシックと違って指揮者が居る訳ではない”ので、我々は結局、彼らの音を耳で聴いて、自分の音でレスポンスしなければなりません。

そのレスポンスがどれだけ他の楽器のリズムとシンクロ出来ているかがグルーヴなんです。

 

そこには例えばドラムのハイハット一つにしても全部同じ強さでたたいている訳ではなく、拍ごとに強弱が有ります。ベース・ギター・キーボード・そしてボーカル、それぞれが同じ譜面で違うパートを演奏しています。例えばそれぞれのパートが凄く平面的で、全てのパートがただ単純に同じ音符をなぞって演奏してるだけなら、ものすごく単調でつまらない音楽になってしまいますよね?ところがそうではなく、曲のアレンジ上、楽器同士はかなり複雑に音が交差していて三次元で音を奏でています。ボーカルのメロも同じです。中には単音でユニゾンしてるキーボードやギター等のパートもあるかもしれませんが、全部じゃないですよね?

 

全ての音をしっかり立体的に捉えて、自分の音をレスポンスし、音楽とシンクロさせる事が、グルーヴィーな音楽への第一歩と成ります。

 

 

■ではどうやったらグルーヴ感を出せるのか?

 

これは実際言葉では説明仕切れない部分もあります。人によって意識する部分が違ったりする事もあります。そこで私がセッションの際に意識することをいくつか上げたいと思います。

 

①まずは音を聴く!!

→グルーヴ感に悩んでいる人の大半はこれが実際で来ていないんです。

今一度、自身が歌っている曲をしっかりと聴いてみて下さい。特に!リズム体であるベースとドラムは自分が口ずさめるくらい、しっかり聴いておきましょう!

 

②音楽を一度頭の中で分解する。

→その曲にはどんなパートがあるのか?ドラム・ベース・ギター・キーボ・・・そしてそれらがどのように音を奏でているのかを頭の中でイメージさせます。ドラムはハイハット・スネア・キック、いわゆる三点がどのように鳴っているのかもきちんと聴きます。また音一つ一つの強弱がどのように鳴っているのか、三次元でしっかりと捉える様にしましょう。

 

③音楽との”一体感”をとことん楽しむ!

どこまで行っても最後はこれです!グルーヴ=ノリと言われるくらい、「楽しむ」というはグルーヴだけではなく歌が、音楽が上手になる一番の近道です!

 

④セッションに参加する。

楽器演奏を見る機会が少ないと、「楽器がどのように演奏されているか?」というイメージはしづらい物です。ドラムは実際どうやってたたいているのか?とか、ハイハットがどの音なのか?等等

そしてなによりセッションは楽しいです!音楽の本質的な楽しみはやはり音源で歌うだけでは味わえない物があります!ライブハウスやセッションバーなどで是非一度参加してみてください!

 

さて色々と書かせていただきましたが、あまり難しく考えず、「音を聴く!歌う!」というのをしっかりと意識していけば自ずと上達していくはずです。

これはレッスンで教わったから直にできる様な物では無いので、地道に、音楽を楽しむ過程で身につけていくようにしてみてください♪

 

では!